婚活サイトエンジェルTOP/サクセスインタビュー/てつさん、さちさん

2023年6月15日掲載

うまくやるコツは「ひとりの時間を確保する」こと!

千葉県在住
てつさん ( ひとりの時間が必要 ) 38歳   千葉県出身   地方記者
さちさん ( どこまでもきっちりとした自分でいたい ) 37歳   千葉県出身   クリエイター  

※掲載写真はイメージ画像を使用する場合があります。

あなたは結婚したら寝室をともにしたいと考えますか? 一緒の寝室でいつまでも仲良くいたいか、それとも別々にしてプライバシーも多少は持ちたいか。いろいろな価値観があります。 もちろん正解はふたりの中にしかありませんので、寝室は同じでも別でもまったく問題はないのですが、“一緒にいすぎる弊害“を考えることは少ないのではないでしょうか。

ひとりの時間がないと苦しくなる人は意外と多く、今回ご紹介するてつさんもそのひとりでした。一方のさちさんは寂しがり屋でいつも一緒にいたがるのですが、話し合いの結果、ふたりは一緒の時間を持ちすぎないことになったそうです。

今回は、さちさんとてつさんへの成婚インタビュー。ふたりが大切にする“ひとりの時間”とは・・・。

おふたりは普段、デスクを横に並べて仕事しているとか?

てつさん

そうですね。コロナ禍をきっかけにリモートワークがかなり増えました。それでも私はよく外には出るのですが、持ち帰り仕事だけでなく在宅の仕事も相当増えた感じです。 家がそれほど広くないので壁にデスクをふたつ並べて隣り合って仕事しています。

さちさん

まるで同僚みたいですよ。てつさんの仕事は機密度合いが高かったり打ち合わせも気を使うので、打ち合わせ時は私が離席してベッドルームで別の仕事をしたりもします。私の場合はお客さんとの打ち合わせなので、逆に彼に同席してもらって意見を聞くこともあるんです。 それでも普段はお互いデスクに向かってカリカリと何か書き物をしていることが多いので机を並べていますねー

てつさん

そうですね。同僚みたいな感じで寂しさがなくて良いですね。

気分転換などは頻繁にされていますか?

てつさん

私は職業柄そこそこ外出も多いのでそこで気分を変えています。さちさんは家カフェが好きみたいで、私がコーヒーを淹れます

さちさん

てつさんは凝り性なのでコーヒーも美味しいんです。といっても私は味オンチなのでわからないのですが、、、香りが良くて気持ちがリフレッシュできるのですごく素敵な趣味だと思っています。といっても私の趣味じゃないんですけどね笑

てつさん

さちさんも言ってるとおり、僕は結構凝り性で道具にこだわり、見た目から入るタイプでもあるので趣味にハマると大変なんです。といっても“家庭“である以上は趣味に没頭しすぎないことも大切だとは思ってるんですが。ギター、釣り、コーヒー焙煎、、、男の趣味ですね。ギターは聞いてくれるし、コーヒーは楽しんでくれるので良い趣味だとは思うのですが。

さちさん

男っぽい趣味ってお金がかかりますよね。お互いの趣味や生活、そして人生を楽しんでいくためにも、仕事はやめられないし、やめたくないなって思います。

適度に一緒にいつつ、適度に距離を持つ日もある感じですか?

さちさん

てつさんは“ひとりの時間がないとだめになる“っていうんです。もちろん私と一緒にいてくれることはありがたいし、いつまでも仲良くいるためにひとり時間を持たせてあげたいなって思います。といっても何してるんだろう?ひとりのときに。これを機に効いてみたい気も。

てつさん

僕は趣味の読書ですよ。ギターを弾いたり、ドイツ語のオンラインレッスンを受けたり、釣りで自分と向き合ったり笑 コーヒーも極めたいのでこれからは色々なカフェに行ってみたいな。といってもカフェにコーヒーを卸している店があって・・・

さちさん

ちょっとまって、うんちくが止まらない笑 私の気分転換は街ブラかなー。刺激を受けるんです。なんか言い訳見つけて、目的をつくる。ハワイフェスとか肉フェスとか!本当はふたりで出かけたい気持ちもあるんですが、ずっとべったりもよくないので。そしてひとりで目的を果たして、カフェを見つけてコーヒーではなくアイスティを飲んでさっぱりし、いつもの道ではないところを通って帰ってくる。そんな日々です。コーヒーでなくアイスティを飲む理由は、もちろん家で美味しいコーヒーが待っているから

てつさん

そんなところを気にしてくれていいたなんて笑 彼女はストレートに表現してくれるのでにぶい僕にはありがたい存在です。最初は「なんて押すんだろう」と思ったのですが、一緒にいるうちに、キッチリしていてまっすぐで、ときどき街ブラをして冒険して帰ってくる彼女が愛おしくてたまらない時があります。

おふたりは最初からしっくりきていたわけではなかったのですか?

さちさん

私は結構さみしがり屋なんで、距離を取ろうとされたので最初は「嫌われちゃったかな」とつらく感じた日もありました。でも、勉強してみようと。エンジェルのメルマガを読んだり、エンジェルにサポートを得たりして、わからない部分をわかろうと努力してみました。正直ベタベタしたい気持ちはいまでもあるっちゃあるんですが、それも自分の恋愛感情の未熟さなのかなと。私は完璧を目指す気持ちが強いので、まずは仕事で成功し、素敵なパートナーを得て、良い家庭を築きたいと願っていました。だから彼氏彼氏と恋愛にべったりな自分というより、仕事に夢中な自分が先!エンジェルのおかげでそう思えたんです。

てつさん

勉強家で何事にも一生懸命な彼女に僕も最初から惹かれていました。ただ、自分の性格上というか、ひとりの時間を持たないと苦しくなってしまうので、夢中になるのをセーブしていた自分もいます。僕は僕なりに適度な距離を探っていたのですが、それがゆさぶってしまったような形になったのは申し訳ないと思っています。反省ですね。といってももうこれから未来に恋愛することはないはずなので、反省を活かす場がないのですが笑

さちさん

出会い方についてはそうですねー。エンジェルで良かったですね。マッチングアプリも考えたのですが、“スペック重視“なんですよね。年収1200万のさわやかな男性にいいねが殺到して、いいねがつかない男性はいじけてひねくれてネットで暴れるみたいな。そういう格差ができてしまう仕組みは良くないんじゃないかなって思います。エンジェルには結構わたし頼ってしまったので打ち明けますが、”スペック“ではなく”素の相性“をベースにするというのはそれぞれで一番いいと思うんです。

てつさん

僕たちくらいの年齢になると、離婚する人も増えてくるんですが、話を聞くとやっぱり“相性”や“性格の一致・不一致”が大きかったっていうんですよ。スペックで年収1200万って聞けばそりゃ良いですよ。でも暮らしてみて色々な相性が合わなかったらキツいと思うんです。

たとえば相性にはどんなのがありますか?

てつさん

小さな話で言えば、卵焼きが甘いか辛いか、食後にデザートやフルーツを食べるか、とかそういう習慣の話から始まって、寂しがり屋の度合いや冷暖房をどれだけキツくかけるか、忙しい時の部屋の汚さにどれだけ耐えられるか、なども相性だと思います。そのへんが似ていると暮らしやすいですし、スムーズに話が進むのかなって思います。

さちさん

彼は分析が仕事なのもあってエンジェルのこともすぐ分析していましたね。彼の魅力的なところは、分析が的確なのは当たり前として、ちゃんと自分自身のことも客観的に見られているところだと思うんです。 これが人のことだけはいっちょ前に口を出し、自分のことをおろそかにする批評家だったらきっと好きにはなれていません。

おふたりは相性の良いパートナーでありながら、当たり前ですが違う性格ですね

てつさん

やっぱりエンジェルの相性理論をある程度信じていましたから、そんなに異常に自分とズレた人とは出会わないなと思っていました。そしてその中から話を進めていって、感覚が似ている人、それこそさっきのエアコンや食後の果物の話を元に相性をみていって、お互いに「この人なら相性が良いし、多少のずれは許容できるな」って思える相手と巡り会っていく。これマッチングアプリだったらスペック選びだから大変ですよ。アプリなら一生結婚相手に出会える気がしません。

さちさん

“選択肢が多い不幸“ってあると思うんです。大勢の選択肢から選ぶのが大変だということ。選挙で誰に投票するかもそうですし、仕事で誰に発注するか、もそう。 そして結婚相手を誰にするか、という問題も、選択肢が多すぎてよけいに選びきれなくなっているっていうのが現代の不幸だなって。

てつさん

“選択肢が多すぎる不幸”か・・・そうやって世の中の事象に名付けることができるのもさちさんの能力の高さだよね。

さちさん

あら、これはてつさんの書いたコラムからヒントを得たんだよ。

本当に仲良しで微笑ましいです

エンジェル編集後記

てつさんとさちさん。さちさんがシャキシャキ仕切っているように見えて、実はとても遠慮してパートナーであるてつさんの“ひとり時間“を大切にしてあげていることがわかりました。そして大切なことに、てつさんが”ひとり時間“を得られる相手に感謝していることも忘れてはいけませんね。

今回は、てつさんがひとりの時間をとても大切にしたいと自己分析し、自己理解に励んでいたからこそ、ふたりの時間とひとりの時間を意識してわけ、パートナーもその時間に仕事を通じて成長することができました。

今回の重要なポイントは、まず自己理解ありき、ということなのではないでしょうか。
てつさんは探究心が強くて孤独を好み、さちさんは自立したしっかり者であることを望んだ。そのふたりの見ている未来が一致したので、スムーズに出会いから交際、結婚生活へと流れていったのかもしれません。

女性は子供を産む場合、負担が大きいですからパートナーの今の給与はとても大切に思えます。つまりスペックはとても大切に感じられます。ただし価値観が一致していなければ、どれだけ素晴らしいハイスペックのパートナーを得ても、得ようとしても、長い結婚生活をともに走りきることはできないのです。

てつさんのお話にあった通り、離婚は本当に増えました。“価値観の不一致“がこれほどまでに大きいとはエンジェルも想定していなかった世の中です。一方で、幸せな結婚も相変わらず多くあるのも事実です。エンジェルでは社会の幸せな発展と、あなたの個人的な幸せをともに見据え、これからも相性に基づいたご案内をしていきます。