「正しさ」についてあなたはどう考えますか? 正義感はときに非常にやっかいな存在で、相手をやっつけるための道具になりさがってしまうことがあります。正しさで攻撃できてしまうからこそその取り扱いには慎重にならなければなりません。
そうでありながら、世の中には「正しさ」を表面的ではなく心底もとめて止まない人もいます。それが朝乃さんでした。朝乃さんはグローバル会計企業で評価される人材として活躍しています。仕事は順調、難しいとされる仕事も朝乃さんにとっては簡単すぎるぐらいです。
恵まれた知性と前向きな考え方と、持って生まれたエネルギッシュさと培われた自信と。すべてを備えた朝乃さんの恋愛関係はどうかというと、情熱的なので異性関係ではいつも相手がヘトヘトになって終わってしまうということをくり返していました。
職場ではリーダーシップを取るタイプの朝乃さんは、プライベートのアドレスで取っていたメルマガからエンジェルに登録し、啓二さんと出会います。啓二さんもまた朝乃さんと同じく、真面目で一本気、信念を曲げないタイプで簡単には投げ出さないので、ふたりは意気投合してあっという間に結婚が決まります。
正しさを重んじる者同士、意気投合したのですが、お互いの信じる正しさが異なる以上、衝突も起きえます。そこをどう考えているのか、インタビューしてみました。
朝乃さんは性格的に正義感が強く、啓二さんもまた正しさを重んじる性格です。衝突したりはしませんか?
朝乃さん
「私たちは確かに似てるんですよね。でも信じることは少し違って。啓二さんは全体を考えて、みんなの利益を第一に考えるタイプなんです。でも私は少し考えが異なり、もっともっと自分のことを一番に考えて良いと思います。自分が欲を出すことで社会もまわっていくのだから・・・。そんなエゴイストな私だったのですが、出会いで変わってきました」
啓二さん
「衝突がないかといったらあるんですが、お互いにネチネチしたところが一切ないと思っているのでそれほど後をひいたり激しく落ち込んだりはしないです。こうじゃない?いやこうだよね。もっとこうしたらいいよねと前向きに考えられ、健全に話合っているのでいいですよ。元気ももらえます。」
朝乃さん
「一般的に、男性がロジカルで女性が感情的といわれますが、それって本当に人によるなって思っています。私は結構ロジカルに考える方で、これまで私生活でもパートナーや近しい相手を『論破』しちゃうことはあったんです。間違ってるモノは間違ってると思うし、ちゃんとそれを相手に伝えられる自分でいたいし。」
おふたりは似ています。お互いの魅力はなんですか?
啓二さん
「朝乃さんの魅力はとてもたくさんありますよ。素晴らしい人柄、ついていきたくなる魅力、仕事の優秀さやつねに自分を磨く努力を忘れない点など、人として見習うべきポイントがたくさんありますし、ふたりでいるだけで楽しいんです。テレビを見たり新聞を読んだりして社会のニュースに一緒に意見を言いあうのも、私は楽しく感じています。」
朝乃さん
「啓二さんはすごく正直なんです。粘り強くて誠実に取り組む姿勢があって。というと仕事の1on1みたいで嫌ですが、私生活でもそのきちんとした態度は尊敬に値します。そして、同じような似た価値観を持ちながらも、私と違って啓二さんは柔軟です。私はごめんねといわれても間違ったことは許せないタイプなんですが、啓二さんは謝ったことそのものも評価して次につなげるタイプ。どうしてこんな人がいままで独身だったんだろうと不思議に思うぐらいです。」
私生活ではふたりで何か取り組みをされていると聞きました?
啓二さん
「以前からお互いにペットを飼っていたので、少し保護活動に興味があります。とはいっても、お互いディープにハマるものだから、犬や猫の多頭飼育崩壊を起こしたご家庭のところにいって説得したり、ボランティアで散歩のお手伝いをしたり。なかなか動物愛護の世界は奥が深くて、人嫌いな代わりに動物が好きというタイプも多くて意思統一がしづらいとされます。でも基本的に私も朝乃さんもビジネスパーソンなので、深入りは避けつつもいいたいことはいい、リーダーシップを発揮して命を守る活動をしています。」
朝乃さん
「子供もできたのでお世話に奔走しつつも、動物愛護の活動は続けていきたいです。ふたりでペットを飼っていて、私たちはまだ人並みの所得があるからお世話もゆとりがあるのですが、中には押し入れで3年間飼われていたり他にも言葉にできないぐらい劣悪な環境で育てられているペットもいるんです。そうした存在に私たちが何か手助けできればなと思って。」
向かっていく方向をあえて同じにしているのですね
朝乃さん
「そうですね。対立するよりも同じ方向を向いて。そしてなるべく自分らの恵まれた人生を人の役に立つようにと思っています。私はもっともっと昔は自分勝手で、自分のことしか考えていなかったのですが、つねに社会のため、人のためが第一に来て、そうでありながら自分たちのこともしっかり考えられる啓二さんと出会い、視野が広がりました。そこはほんとうにありがたいと思っています。」
啓二さん
「私も偽善にならず、自分をしっかり保って、つねに「ほんとうに人の為になってる?と問いかける姿勢に共感しています。なんというんでしょうか。朝乃さんは女性ながら生き方の師匠といいますか、そんな風に見えるときがあります。自分にとって出会いは大きかったですね。朝乃さんにとっても大きかったのなら幸いです。」
ふたりの出会いはエンジェルの相性診断がきっかけですよね
朝乃さん
「エンジェルのメルマガはプライベートのメールアドレスでよく読んでいて。毎月なんとなく自分のことを言われてるような気がしていたんです。普段は、あなたを動物に例えると?みたいななんてことない内容だったんですが、ある日、「あなたのいけないところ」みたいな話が流れてきて、ずばっと刺さりました。それ以降は、真面目に自分の成長のために熟読し、エンジェルに信頼を置くようになりました。エンジェルのご案内なら間違いないだろうということで、啓二さんにであったんです。」
啓二さん
「私は記者職なのですが、同僚が休憩中にエンジェルのメルマガを読んでいて、何気なく興味を持ったのがはじまりです。ご縁をつないでくれて嬉しいですね。」
エンジェル編集後記
朝乃さんと啓二さん。
ふたりは結構似ています。表情も価値観も、そして向かう方向性も。それは運命の出会いであり、偶然と必然が導いた巡り会いでした。さらに、ふたりには素養として偶然を運命に変えていく力があったといってもいいでしょう。メルマガを取るという積極性、勉強熱心さ、そして出会いをちゃんと誠実にとらえる真面目さ。それらの素養が、ふたりを幸せにしてくれてさらにはまわりに還元できるふたりの優れたお人柄を高めてくれているのです。
3組に2組が離婚する現代社会。いちばんの離婚理由と婚姻の破綻理由は「性格の不一致」だとされます。相性が合わなくて婚姻を解消してしまうのです。性格の不一致による破綻ほど悲しいことはありません。そしてこれらの悲劇は避けられるのではないかとエンジェルでは考えています。
つまり、最初から相性の良い方同士をご案内し、ご縁を結ぶことで悲劇は避けられます。朝乃さんも啓二さんも非常に相性が良く、最初から意気投合して今もまたケンカも少なく、同じ方向を向いて日々の生活を営んでおられます。
恋愛とはまた異なる、結婚という取り組みだからこそ、エンジェルでは恋という存在以上に相性を大切に考えています。ぜひ、あなたもエンジェルで理想的な相性を持った人と出会ってください。まずは自分自身を深く知ることから。その次は、お互いに自分を知った上で、相性の良い方と巡り会うところから始めましょう。